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こんばんは、
今日も梨蓮苑で起こった認知症の利用者さんとのあれやこれやを小話でどうぞ、 その1 お箸とスプーンが消えるんです。 認知症の方をケアすると人間いろんな癖があることがわかります。そして、想像もしえないことが起こります。まー、今まで生きてきた生活暦などが関係しているのでしょうけど、理解しがたい癖もホントあるのです。 Oさんは認知症棟に入所している1人です。それほどケアスタッフに面倒をかける方ではありませんでしたが、一つだけ困ることあったんです。 それは、Oさんは食事を終えるとお箸やスプーンを隠してしまうんです。それで、ほっておくとほぼ毎食。っで何処に隠すかというと、自分のオムツの中。なのでこれが判明した日から、ケアスタッフはOさんの食事が終わるタイミングを逃さずに監視する日が続くのでした。 その2 職場の人間関係は気をつけましょう。 これは私の知り合いの施設(認知症棟)での話です。Aさんは認知症になり入所をしていましたが、施設にて穏やかに生活できていました。そのある日Bさんが入所してきたのです。 そしてAさんは入所してきたBさんの顔を見たとたん表情が変わったのです。なんだかおびえている様子でした。それに気づいた介護士さんはどうしてか尋ねたところ、AさんはしきりにBさんのことをみて、あいつにいじめられたと言い始めたのでした。でもさっき入所してきたばかりでそんな事実はありません。でもAさんの表情といじめられたは続いています。そして、それが何故かが解らないまま数日が経過、一向にAさんは変わらない。その後調べてみると、AさんとBさんは共に看護師を長年やってこられた方で、そして数年同じT大学病院で一緒に働いていたらしいことが判明したのです。AさんとBさんにはどんな過去があったんでしょうかね?その後施設では、常にAさんBさんの距離を置かなければならない対応を強いられるスタッフなのでした。みなさん、今の人間関係あとあと響くかもしれませんよ。気をつけましょう。 その3 若いときの記憶と習慣 次はちと、真面目な話題。欧州などの移民の多い国では認知症ケアに一つ大きな問題があります。それは移民者が年を重ねて、認知症を発症すると移民してくる前の記憶が鮮明になり、言語や生活習慣までが移民前の言葉や生活になってしまうのです。そうすると、現地のケアスタッフが対応できなくなるなんていう問題。 そんな問題を私も体験しました。その方は在日朝鮮人1世の方。お話をしていて、日本語とハングル語が交互に出てきてぜんぜん話がわからない。なので認知症の程度も良く解らないんです。訴えてることもよくわからない。ほんと困りました。そしてみなボディランゲージを使いながら話してるんです。 それにしても若いときの体験が認知症のケアでは重要だとよく言いますが、ほんと実感させられた症例でした。 今日もお付き合いいただきありがとうございました。ランキング苦戦中です。 是非是非ぽちっとよろしくお願いござりまする。 ここんとこクリックです。
by zvr10365
| 2006-04-21 22:36
| 老健梨蓮苑
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